
・レントゲンでは「異常なし」と言われたけど、首や腰の痛みが取れない…
・電気治療や薬、湿布だけで本当に良くなっていくのか不安を感じている
・整形外科の先生が痛みや違和感など、体の状態について聞いてもちゃんと答えてくれない
・「もう少し体をしっかり診てほしい」と感じている。長引く痛みの原因が分からない。
こうした不安が出てきたとき、多くの方が頭に浮かべるのが
「他のところに転院できないのかな?」
という疑問です。
ただ同時に、こんな心配もありませんか?
- 転院したら保険が使えなくなるのでは?
- 保険会社にどう伝えればいいかわからない
- 病院に失礼じゃないだろうか
- 手続きが面倒そう
安心してください。
交通事故治療は、整骨院への転院が可能で、正しい手順を踏めば難しいことはほとんどありません。
この記事では、
- 交通事故治療で整骨院へ転院できる理由
- 転院の具体的な流れ
- 保険会社への連絡方法
- 転院するメリット・注意点
- 整骨院での交通事故治療の特徴
を初めての方にもわかりやすく解説していきます。
そもそも交通事故治療で「転院」はできるの?

結論からお伝えすると、
交通事故治療では、病院・整形外科から整骨院への転院は可能です。
しかもこれは、患者さんの正当な権利でもあります。
交通事故の治療先は、
- 整形外科
- 病院
- 整骨院
を自由に選ぶことができます。
「最初に行ったところに最後まで通わなければならない」という決まりはありません。
実際には、
- 病院で検査・診断
- 整骨院で施術・リハビリ
という併用や転院をしている方も多くいらっしゃいます。
交通事故治療で整骨院へ転院する人が多い理由

では、なぜ整骨院への転院を考える方が多いのでしょうか。
痛みの原因が「画像に写らない」ことが多いから
交通事故で多い症状は、
- むちうち
- 首・肩・背中の痛み
- 腰痛
- 頭痛、めまい
- 手足のしびれ
これらの多くは、
筋肉・筋膜・関節・神経の機能的な問題が関係しています。
レントゲンやMRIは骨の異常を確認するには有効ですが、
筋肉の緊張や関節の動き、神経の過敏さまでは映りません。
「異常なし=問題なし」ではないのが、交通事故の難しいところです。
痛みだけでなく「身体全体のバランス」が崩れている
事故の衝撃は、首や腰だけでなく、
- 骨盤の歪み
- 姿勢の崩れ
- 自律神経の乱れ
といった全身のバランスの乱れを引き起こします。
整骨院では、こうした
「痛みの出ている場所+身体全体」
を同時に診ていくことが得意です。
交通事故治療で整骨院に転院するメリット

一人ひとりの状態に合わせた施術が受けられる
整骨院では、
- 痛みの出方
- 動かしにくさ
- 日常生活で困っていること
を丁寧に確認しながら施術を行います。
マニュアル的な対応ではなく、
その日の状態に合わせて施術内容を調整できるのが大きな特徴です。
手技療法で深部の筋肉・関節にアプローチできる
電気や薬だけでなく、
- 手技による筋肉調整
- 関節の動きを改善する施術
- 姿勢・骨盤バランスの調整
など、身体を直接診ながらのアプローチが可能です。
通院しやすく、治療を継続しやすい
- 夜遅くまで受付している
- 予約制で待ち時間が少ない
といった点も、整骨院が選ばれる理由のひとつです。
交通事故治療は「継続」がとても重要。
通いやすさは、回復スピードにも影響します。
交通事故治療で整骨院へ転院する「5ステップ」

①転院を考えている整骨院に事前相談する
まず最初に行ってほしいのが、転院を検討している整骨院への事前相談です。
いきなり保険会社へ連絡する必要はありません。
この段階では、
- 今の症状(首・腰の痛み、しびれ、頭痛など)
- 事故からどれくらい経っているか
- 現在通っている医療機関(整形外科・病院)
- 保険会社はどこか
といった内容を伝えます。
交通事故治療に対応している整骨院であれば、
- 転院が可能かどうか
- 自賠責保険が適用されるか
- 現在の治療状況でも問題ないか
を丁寧に説明してくれます。
この時点で不安や疑問を解消しておくことで、
「本当に転院して大丈夫かな…」という気持ちを整理してから次に進めるので安心です。
②保険会社へ「転院したい」意思を伝える
次に行うのが、保険会社への連絡です。
ここで身構えてしまう方が多いですが、実は伝える内容はとてもシンプルです。
基本的には、次のように伝えれば問題ありません。
「今後の交通事故治療を、〇〇整骨院で受けたいと考えています」
理由を細かく説明する必要はありませんし、
遠慮した言い回しをする必要もありません。
転院は患者さんの正当な権利なので、
保険会社も日常的に対応しています。
もし言葉に詰まってしまった場合でも、
事前に整骨院から伝え方のアドバイスを受けておくと安心です。
③整骨院の名称・連絡先を保険会社に伝える
保険会社へ転院の意思を伝えると、
- 整骨院の正式名称
- 電話番号
- 所在地
などを聞かれることがほとんどです。
これらをそのまま伝えればOKです。
その後の流れとしては、
- 保険会社
- 整骨院
が直接やり取りを行い、
施術費用や書類関係の確認を進めてくれるケースが大半です。
患者さん自身が複雑な手続きをする必要はほとんどありません。
④整骨院で交通事故治療を開始する
保険会社の確認が取れ次第、
整骨院での交通事故治療がスタートします。
初回は、
- 事故の状況
- 痛みが出ている部位
- 日常生活で困っていること
- これまでの治療内容
などを詳しく確認し、
身体の状態を丁寧にチェックします。
交通事故のケガは、
- 時間が経ってから症状が変化する
- 日によって痛みの強さが違う
といった特徴があるため、
その時点の状態に合わせた施術計画を立てることが重要です。
無理に強い施術を行うことはなく、
回復段階に合わせて調整していきます。
⑤必要に応じて整形外科と併用する
転院=病院に行けなくなる、というわけではありません。
実際には、
- 定期的に整形外科で医師の診察を受ける
- 日常的な施術やケアは整骨院で行う
という併用通院をしている方も多くいます。
これは、
- 医師の診断・経過確認
- 整骨院での機能回復・リハビリ
それぞれの強みを活かせる、非常に合理的な通い方です。
保険の面でも問題になることは少なく、
症状や状況に応じて柔軟に選択できます。
保険会社への連絡でよくある不安と本当の話

交通事故治療で整骨院への転院を考えたとき、
多くの方が一番つまずくのが「保険会社への連絡」です。
治療そのものよりも、
- どう伝えればいいのかわからない
- 何か不利になることを言われそう
- 強く言われて断れなかったらどうしよう
といった心理的なハードルを感じてしまいます。
ですが、実際のところは「知らないことによる不安」が大半です。
ここでは、よくある不安と、その本当のところを解説します。
「転院したら、保険を打ち切られませんか?」
これは最も多い不安です。
結論から言うと、正当な理由があれば、転院しただけで保険が打ち切られることは基本的にありません。
交通事故治療は、
- 医師の診断がある
- 症状が継続している
- 通院の必要性がある
という条件が揃っていれば、
治療先が整骨院に変わったとしても、自賠責保険の対象となります。
「転院=治療の必要がなくなった」と判断されるわけではないので、
過度に心配する必要はありません。
「保険会社に嫌な顔をされませんか?」
「保険会社に強く言われそう」
「面倒な人だと思われたくない」
そう感じる方も多いですが、
保険会社は転院の連絡を日常的に受けています。
実際には、
- 淡々と事務的に確認される
- 整骨院の情報を聞かれる
という流れがほとんどで、感情的なやり取りになることは稀です。
大切なのは、
- 遠慮しすぎないこと
- 必要以上に理由を説明しようとしないこと
「〇〇整骨院で治療を受けたいです」
この一言で十分です。
「理由を細かく説明しないといけませんか?」
結論として、詳しい理由を説明する義務はありません。
もちろん、
- 「今の治療では改善を感じにくい」
- 「体をしっかり診てほしい」
と伝えても問題はありませんが、
必須ではありません。
転院は患者さんの意思によるものなので、
「整骨院での治療を希望しています」
この程度で問題なく手続きは進みます。
転院を考えるべきタイミング(超重要)

交通事故治療では、
「我慢して通い続けること=正解」ではありません。
次のような状態が続いている場合は、治療環境を見直すタイミングです。
数週間通っても、症状の改善を感じにくい
指示通り通院しているのに、
- 痛みが変わらない
- 動かしづらさが残る
場合は、治療が体に合っていない可能性があります。
「異常なし」と言われたのに、つらさが残っている
レントゲンで問題がなくても、
筋肉・関節・神経の機能的な不調が原因のことは珍しくありません。
痛みだけでなく、不安やストレスが増えている
- 話を聞いてもらえない
- 納得できないまま通っている
この状態は、回復の妨げになります。
日常生活に支障が出ている
- 仕事や家事がつらい
- 首や腰をかばう生活が続いている
これは体からの重要なサインです。
「このままで大丈夫?」と感じている
明確な理由がなくても、
違和感や不安を感じているなら、それは立派な判断材料です。
交通事故治療なら交野エニフ整骨院へ

交通事故による不調は、
「時間が経てば自然に良くなるだろう」と思ってしまいがちです。
しかし実際には、適切なケアが受けられないまま我慢を続けた結果、
痛みや違和感が長引いてしまうケースも少なくありません。
当院では、交通事故治療において
「今ある痛み」だけでなく、「なぜその症状が出ているのか」を大切にしています。
痛みの原因を丁寧に見極めた施術
交通事故の衝撃は、首や腰だけでなく、
- 筋肉や関節のバランス
- 姿勢や骨盤の歪み
- 自律神経の乱れ
など、身体全体に影響を及ぼします。
当院では、カウンセリングと検査を重視し、
一人ひとりの状態に合わせた施術を行います。
その場しのぎではなく、回復しやすい身体の状態を整えることを目的としています。
病院・整形外科との併用、転院にも対応
- 整形外科に通っているが改善を感じにくい
- レントゲンでは異常がないが症状が残っている
このような方の転院や併用通院のご相談にも対応しています。
保険会社への連絡方法や手続きについてもサポートしますので、
「どう動けばいいかわからない」という方も安心してご相談ください。
安心して通い続けられる環境づくり
交通事故治療は、
継続して通えることが回復の鍵になります。
当院では、
- 状態や経過をわかりやすく説明
- 不安や疑問をそのままにしない対応
- 無理のない通院ペースの提案
を心がけています。
「ちゃんと話を聞いてもらえる」
「自分の体の状態がわかる」
そう感じていただけることが、安心につながると考えています。
今の治療に不安がある方は、一度ご相談ください
交通事故治療で大切なのは、
納得して治療を受けられているかどうかです。
- このまま通い続けていいのか迷っている
- 整骨院への転院を考えている
- 症状が長引いていて不安
そんな方は、一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。
あなたの状態に合った治療の選択肢を、一緒に考えます。
まとめ
交通事故治療で整骨院に転院することは、
- 決して特別なことではなく
- 患者さん自身の大切な権利
です。
今の治療に不安を感じているなら、
「転院」という選択肢を知っているだけでも、気持ちは楽になります。
身体は一つしかありません。
納得できる環境で、安心して治療を受けることが、回復への一番の近道です。



