変形性膝関節症 と診断されこの膝の痛みはどうすれば…【”仕方ない”と諦める前にお読みください】

整形外科で 変形性膝関節症 と診断された方で、このようなお悩みはお持ちではないですか?

  • 朝起きると膝がこわばって、起き上がるのに一苦労
  • 階段の昇り降りの時に膝が痛くて移動がスムーズに行えない
  • 膝の曲がりが悪い、しっかり伸び切らないので動きがぎこちない
  • 痛み止めでごまかしているけど、良くならないので長年困っている
  • 突然、膝が腫れてきては整形外科に行き、溜まった水を抜いている
  • ”治らないんじゃないか”と半ば諦めかけているので、ろくに旅行に行けない

上記の項目にひとつでも当てはまる方は、この記事を最後までお読みください。

変形性膝関節症は、加齢とともに膝関節の軟骨はすり減りやすくなり、変形が進行してしまうこともあります。

でも実は、それだけが原因ではありません。膝に負担をかけてしまう姿勢や体の使い方、筋力の低下、さらには内臓や血流の問題まで、さまざまな要因が絡み合って痛みや変形を引き起こしているのです。

交野市にある交野エニフ整骨院では、ただ「変形しているから仕方ない」と考えるのではなく、その背景にある体のバランスや循環の乱れを丁寧に見極め、根本からの改善を目指しています。

当院だからこそ改善できる理由をこのページでは解説していきます。

あなたが今感じているその膝の痛み、「もう治らない」と決めつける前に、この記事をお読みになった上で、ぜひ一度、私たちにご相談ください。

【変形性膝関節症とは?】

変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨がすり減り、関節の隙間が狭くなったり、骨が変形して痛みや動かしにくさが生じる慢性の疾患です。日本では特に中高年の女性に多く、60代以降になると2人に1人が変形性膝関節症の所見を持っているともいわれています。

初期は軽い違和感やこわばりから始まり、進行すると膝の痛みや腫れ、関節の可動域の制限が現れます。重症化すると歩行困難や日常生活への支障が出ることもあります。

【変形性膝関節症の分類とメカニズム】

変形性膝関節症には、主に以下の2つのタイプがあります。

・一次性変形性膝関節症

加齢による関節の老化、筋力の低下、長年の負担の積み重ねなどが原因で発症します。特に女性に多く、閉経後のホルモンバランスの変化が影響するといわれています。

・二次性変形性膝関節症

過去のケガ(骨折、靭帯損傷、半月板損傷など)や、関節リウマチ、代謝異常、膝の手術歴などが原因で関節構造が損なわれて起こるものです。

【進行の流れ】

  1. 軟骨がすり減る
  2. 関節の隙間が狭くなる
  3. 骨が変形し、骨棘(こつきょく)と呼ばれるトゲ状の骨ができる
  4. 関節液が増えて腫れ、滑膜が炎症を起こす
  5. 痛み・可動域制限・歩行困難

【変形性膝関節症の原因】

【原因①】関節の使い過ぎ・姿勢の歪み

膝に負担がかかるような動きや姿勢(O脚、X脚、猫背など)は、軟骨の片側に偏った圧力を与え、変形を早めます。

【原因②】筋力低下とバランスの崩れ

特に大腿四頭筋(ももの前側の筋肉)が弱くなると、膝関節を安定させる力が低下し、関節への負担が大きくなります。

【原因③】体重の増加

体重が1kg増えると、歩行時には膝に3~4倍の負担がかかるとされています。肥満傾向のある方は、膝の変形リスクが高まります。

【原因④】血流の低下と循環不良

膝関節の周囲にある筋肉や組織への血流が悪くなると、炎症が長引きやすく、回復も遅くなります。冷え性や代謝の低下も一因です。

【原因⑤】内臓疲労や自律神経の乱れ(東洋医学的視点)

東洋医学では、膝の痛みは腎の弱りや肝の滞りとも関連します。腎は骨や関節の潤いを保つ役割を担っており、冷えや疲労が腎の働きを弱めると、関節の不調につながると考えられています。

【多くの人が陥りがちな「間違った膝の使い方」】

~本当に大切なのは、膝そのものではありません~

膝が痛いと、「膝そのものをなんとかしよう」と思ってしまいがちです。ですが、実は膝というのは“体のブレーキ”のような存在であり、自ら積極的に動くというよりは、体の動きに合わせて調整する役割を担っています。

●膝を痛めやすい人の特徴:「坐骨が使えていない」

膝に痛みを抱える方の多くに共通しているのが、「坐骨が使えていない」こと。
坐骨とは、お尻の下にある骨で、正しい姿勢や座り方・立ち方の要になります。ここをうまく使えていないと、立つ・歩く・階段をのぼるといった日常動作で、膝ばかりに負担がかかってしまうのです。

●「膝でなんとかしよう」として、さらに悪化…

本来、体を動かす際には、**股関節や足関節、体幹(特に腹筋・背筋)**が中心となって動くべきです。しかし、それらがうまく使えていないと、代わりに膝が無理をしてしまいます。

「階段を上がる時に膝ばかりで頑張る」「立ち上がる時に膝を前に突き出す」など、
こうした動きのクセが積み重なることで、膝への過剰な負担→変形や炎症につながってしまうのです。

●膝を守るためには「膝以外」をしっかり使う

膝の負担を減らすには、膝そのものに意識を向けるのではなく、

  • 足関節の柔軟性(足首の動きが硬いと膝にストレスがかかります)
  • 股関節の可動域と安定性(骨盤やお尻の筋肉を正しく使えるか)
  • 体幹の安定性(姿勢を保つ土台となる筋肉のバランス)
    この3つがとても重要です。

当院では、膝の痛みを「膝だけの問題」とは考えず、全身の連動・動きのクセ・重心バランスまで見て、根本から改善できるようアプローチしています。

【当院の変形性膝関節症に対する治療法】

私たちの整骨院では、単なる「膝の痛み」だけに注目するのではなく、体全体のバランスや生活背景をふまえて、多角的にアプローチしていきます。

1.姿勢・歩行・関節の動きのチェック

膝に過剰な負担をかけている姿勢や動作を細かくチェックします。骨盤の歪みや足首の硬さ、股関節の可動域も重要なポイントです。

2.筋肉・関節への整体・調整

膝関節周囲の筋肉(太もも・ふくらはぎ・臀部)へのアプローチや、関節の可動域を広げる手技で、痛みを軽減しやすい状態に導きます。

3.体幹・股関節・足首の連動調整

膝は「股関節」と「足首」の間にある関節です。この2つの動きがうまく連動しないと、膝ばかりに負担が集中してしまいます。当院では全身の動きの連携を整えることを重視しています。

4.内臓・血流の調整(東洋医学)

膝の痛みが慢性化している方の多くは、お腹が硬く冷えていたり、自律神経が乱れていたりします。腹部調整や内臓整体、自律神経ケアを取り入れ、体の内側からも治癒力を引き出します。

5.セルフケア・生活アドバイス

ご自宅でできる膝まわりのストレッチや筋トレ、食事の工夫などもお伝えします。小さな積み重ねが症状の予防と改善に大きく役立ちます。

【最後に】

膝が痛いと、行きたいところに行けない、やりたいことができない。そんな日々は本当にストレスですよね。

でも、変形しているからといって「もう治らない」と決めつける必要はありません。

あなたの体には、まだ自分の力で回復できる力が残っています。一緒に、その可能性を信じてみませんか?