なかなか寝つけない、夜中に何度も目が覚める……その 不眠 の原因をご存じですか?
「布団に入っても全然寝られない…」
「眠りが浅くて、夜中に何度も目が覚める」
「朝スッキリ起きられず、日中もぼーっとする」
そんなお悩みを抱えていませんか?
不眠 症というと、心の問題や生活習慣だけが原因だと思われがちですが、実は身体の歪みや自律神経のバランスが大きく関係していることがあります。
交野市の交野エニフ整骨院では、ただ症状をやわらげるのではなく、「なぜその不眠が起きているのか?」という本当の原因を丁寧に探し出し、一人ひとりに合わせた施術で根本からの改善を目指しています。
この記事では『不眠症』について解説していきます。
「病院で検査をしても異常はないのに、どうして眠れないのだろう…」とお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
【不眠症とは?あなたはどのタイプ?】

不眠症とは、「眠ろうとしてもなかなか寝つけない」「途中で目が覚めて眠れなくなる」「朝早く目が覚めてしまう」「眠りが浅く熟睡感がない」といった睡眠の質や量に関する問題が続く状態を指します。
一般的には、次のようなタイプに分類されます:
- 入眠障害:寝つくまでに30分以上かかる
- 中途覚醒:夜中に何度も目が覚めてしまう
- 早朝覚醒:朝早く目が覚めて、その後眠れない
- 熟眠障害:眠っても疲れがとれず、熟睡感がない
不眠が続くと、身体の疲労だけでなく、集中力や判断力の低下、イライラや気分の落ち込みなど、心の不調にもつながってしまいます。
【不眠症の原因とは?】

不眠症にはさまざまな原因がありますが、特に近年多いのが「自律神経の乱れ」によるものです。交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、夜になってもリラックスモードになれず、体がずっと緊張してしまうのです。
よく見られる原因は以下のようなものです。
①精神的ストレス・不安・緊張
仕事や家庭、人間関係など、日々のストレスが脳を興奮状態にし、夜になっても気持ちが落ち着かず、寝つきが悪くなります。ストレスが続くと、脳が休まらず交感神経が優位な状態が慢性化し、不眠が習慣化してしまうこともあります。
②パソコンやスマートフォンによるブルーライト刺激
夜間にスマホやパソコンを見る時間が長くなると、ブルーライトの影響で「メラトニン」という睡眠ホルモンの分泌が抑えられます。その結果、体内時計が乱れ、眠気が来る時間が遅れてしまいます。
③交感神経優位の状態(過緊張)
自律神経には「活動モード」の交感神経と、「休息モード」の副交感神経があります。不安や緊張が続くと、交感神経が過剰に働き、心拍や呼吸が浅くなり、リラックスできない状態に。結果的に睡眠の質が低下してしまいます。
④体のゆがみや筋肉の過緊張
姿勢の悪さや骨格のゆがみ、首・肩・背中の筋肉の硬さは、神経伝達や血流を阻害し、身体が常に“戦闘モード”のような緊張状態になります。この緊張が夜まで持続すると、寝つきの悪さや中途覚醒につながります。
⑤運動不足や血行不良による冷え
日常的に身体を動かすことが少ないと、血流が悪くなり、体が冷えてしまいます。体温が下がると内臓の働きも鈍り、自律神経の調整機能がうまく働かなくなります。特に、足先やお腹が冷えている方は、眠りの質が下がりやすい傾向にあります。
⑥内臓疲労による自律神経の誤作動
暴飲暴食や食生活の乱れ、慢性的な疲労により内臓(特に肝臓や胃腸)が疲れていると、自律神経のバランスが崩れます。内臓は副交感神経と深くつながっているため、その働きが弱まるとリラックスできず、眠りが浅くなってしまうのです。
このように、不眠症は「心だけの問題」ではなく、「体の状態」や「生活習慣」と密接に関わっています。
当院では、これらの原因を一つひとつ丁寧に見極めながら、根本からの改善をサポートしています。
【不眠症に大きく関わる「脳脊髄液」について】
脳脊髄液の循環と硬膜の柔軟性、そして“脳圧”も不眠と深く関係しています。
意外に思われるかもしれませんが、脳脊髄液(のうせきずいえき)の流れの悪さや脳を包む硬膜の緊張、さらには脳圧(のうあつ)の上昇も、不眠の原因のひとつとなることがあります。
脳脊髄液は、脳や脊髄を保護しながら、栄養を運んだり老廃物を排出したりする重要な体液です。この液体は頭と背骨の中をゆっくり循環しており、呼吸や姿勢、背骨の動きによって自然に流れが促されます。
しかし、姿勢の悪さや頭・首の緊張、背骨の柔軟性の低下があると、脳脊髄液の流れが滞ります。とくに、脳や脊髄を包む「硬膜(こうまく)」という膜が硬くなると、その循環はさらに悪化します。
この状態が続くと、頭蓋内の圧力(=脳圧)がじわじわと上昇していくことがあり、脳が常に軽い“興奮モード”になってしまいます。
すると、リラックスすべき夜になっても交感神経が優位なままになり、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりするのです。
また、脳圧の上昇は「頭が重い」「ボーっとする」「集中できない」といった日中の不調にもつながりやすく、慢性的な疲労感やイライラにも影響します。
つまり、不眠を改善するには「脳を休ませること」が大切であり、そのためには脳脊髄液の循環を整え、硬膜の柔軟性を保ち、脳圧のバランスを安定させることがカギとなるのです。
当院では、こうした脳と神経にまつわる循環系の問題にも着目し、ソフトな調整で自然な回復力を高める施術を行っています。
【当院の不眠症に対する治療法】

交野市の当院では、不眠症の根本的な改善を目指して、以下のような施術を行っています。
①全身のバランス調整
身体の歪みを整え、背骨の可動性を改善することで、脳脊髄液の流れをスムーズにします。呼吸が深くなり、自然とリラックスしやすい状態へ導きます。
② 頭蓋骨・首まわりの調整(頭蓋リリース)
頭蓋骨や首の緊張をやさしく緩めることで、脳の緊張を解放し、自律神経を副交感神経優位に導きます。特に眠る前に必要な「脳のリラックス」が得られやすくなります。
③内臓整体
内臓の硬さや下垂、冷えなどがあると、自律神経に影響を与えます。特に胃腸や肝臓の機能が低下すると、夜間の休息が妨げられることも。お腹の調整により、身体の深部から整えていきます。
④自律神経に働きかける呼吸・姿勢指導
施術だけでなく、日常生活でできる簡単な呼吸法や、寝る前のリラックスストレッチもお伝えしています。姿勢を見直すことで、自律神経の働きが整いやすくなります。
【最後に】
薬に頼らない自然な眠りを、一緒に取り戻しましょう。
不眠症に悩む方の多くが、「薬に頼らず自然に眠りたい」という想いを抱いています。当院では、根本原因にアプローチし、薬に頼らず心地よい眠りを取り戻すことを大切にしています。
整骨院だからこそできる“身体からのアプローチ”で、あなたの眠れる力を引き出します。
- 寝つきが悪く、布団に入っても1〜2時間眠れない
- 夜中に何度も目が覚める
- 朝すっきり起きられない、起床後もだるさが続く
- 睡眠薬に頼る生活から抜け出したい
- 自律神経の乱れを整えたい
- なんとなく不安感や緊張が抜けない
このようなお悩みを抱えている方はぜひご相談ください。
当院では、不眠は「心と体からの大切なサイン」だと考えています。
眠れない夜を一人で抱え込まず、あなたのお話をじっくり聞かせてください。
身体から心を整え、また穏やかな眠りを取り戻すお手伝いをさせていただきます。