こんにちは。交野市の交野エニフ整骨院です。
最近、「歩いていると膝の内側がズキッと痛む」「夜中に膝の痛みで目が覚めてしまう」といったご相談をよくいただきます。
こうした症状は、いわゆる**膝痛(ひざつう)**の一種ですが、意外な原因が隠れていることもあります。
この記事では、そんな膝の痛みの原因のひとつ「鵞足炎(がそくえん)」について、
そして膝だけに原因があるとは限らないというお話を、わかりやすくお伝えしていきます。
膝の内側が痛い…それは鵞足炎かも?
「膝痛」と聞くと、多くの方が真っ先に思い浮かべるのが変形性膝関節症かもしれません。確かに中高年以降では、軟骨のすり減りによる膝関節の変形が原因になることもあります。
しかし、今回ご紹介したいのは「鵞足炎(がそくえん)」という炎症性の膝の痛みです。
膝の内側、少し下あたりにある「鵞足(がそく)」と呼ばれる部分は、3本の筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)が集まって付着する場所。ここで筋肉と骨がこすれ合い、炎症を起こすことで痛みが出ます。
・歩き始めに痛みが強くなる
・階段の上り下りで膝がズキッとする
・じっとしていても、夜中に痛みで目が覚める
こうした症状がある方は、鵞足炎の可能性があります。
鵞足炎は、全身の巡りの悪さも関係している?
鵞足炎は、スポーツでの使い過ぎによって起こるイメージがありますが、実際は日常の姿勢の崩れや、股関節・足首の硬さなどが影響していることも多いんです。
さらに見落とされがちなのが、全身の血液やリンパの循環が悪くなっている状態です。
身体の巡りが滞ると、筋肉が硬くなり、炎症が起きやすくなります。
特に夜は血流がゆるやかになるため、寝ている間に膝がうずいて痛みを感じやすくなるんですね。
変形性膝関節症とも関係?「膝だけ」に原因はないことが多い
年齢とともに膝痛が増える背景には、「変形性膝関節症」のような関節の問題だけでなく、全身の使い方や生活習慣の影響も大きく関わっています。
・姿勢の崩れ
・股関節の動きの悪さ
・足首の硬さ
・冷えや血流不足
・運動不足による筋力低下
これらが組み合わさることで、膝に負担が集中し、結果的に炎症が起きたり、痛みが慢性化したりしてしまうのです。
当院でのケアと考え方
交野市の交野エニフ整骨院では、「膝だけを診る」のではなく、全身のバランスと巡りを整えることを大切にしています。
膝の状態を丁寧にチェックしながら、関連する股関節や足首、背骨の動きまで見ていきます。
施術はバキバキ・ゴリゴリしないやさしい整体ですので、年齢を問わず安心して受けていただけます。
また、症状に合わせてご自宅でできるストレッチやセルフケアもご提案しています。
「まだ大丈夫」と我慢せず、早めのケアを
「立ち上がるときに痛むけど、動けば楽になるから大丈夫」
「湿布でなんとかなってるし、病院に行くほどでもないかな…」
そう思っているうちに、膝の痛みが慢性化してしまう方も少なくありません。
変形性膝関節症に進行する前に、まずは一度ご相談いただくことをおすすめします。
まとめ|あなたの膝が、また安心して動けるように
膝痛の原因はひとつではありません。
鵞足炎のような炎症、全身の巡りの問題、姿勢や動作のクセ…。
どれもが複雑に関係し合っています。
交野市で「なんとなく膝の痛みが気になる」「夜中に目が覚めてしまう」など、少しでも不安がある方は、お気軽に交野エニフ整骨院までご相談ください。
あなたがまた、軽やかに歩ける日常を取り戻せるよう、私たちがしっかりサポートします。